2010年02月13日

「約束違反」批判の的 マニフェスト重荷? 財源不足…答弁あいまい(産経新聞)

 民主党の小沢一郎幹事長の続投で正面突破を決めた鳩山由紀夫首相だが、衆院予算委員会では、昨年の総選挙での民主党マニフェスト(政権公約)の矛盾に照準をあてた野党側から、年金問題などに関し「約束違反」との厳しい批判にさらされている。消費税増税を封印している首相は、マニフェスト実現に欠かせない財源確保の根拠についてあいまいな答弁を繰り返すばかり。小沢氏の不起訴決定で一息ついたかにみえる首相だが、安定飛行にはほど遠いようだ。(酒井充)

  [表で見る]主要なマニフェスト政策の変遷

 「明確なマニフェスト違反じゃないか!」

 9日の予算委でこう叫んだのは自民党の大村秀章氏だった。政府は平成22年度予算案で、年金保険料約2千億円を年金手帳作製などの事務費にあてた。大村氏はこの点を突き、「マニフェストに明記した年金保険料の流用禁止が実現していない」と主張したわけだ。

 野党時代に年金問題を追及してきた長妻昭厚生労働相は「22年度に実施できないのは遺憾だが、4年間で実現していく」の一点張りで、謝罪をかたくなに拒否した。すれ違いが続き、審議は10回以上ストップした。結局、最後に首相が「マニフェストには1年で実施するとは書いていないが、できるだけ早く流用されないようにがんばる」と述べ、なんとか収まった。

 昨年末の予算編成で、22年度に廃止と明記したガソリン税などの暫定税率の事実上の維持を決め、国民におわびした首相にとって、野党側から「マニフェスト違反」と追及されるのは痛いところだ。暫定税率維持を公約違反と認めた首相は、8日の予算委で「世論調査などでこだわるなという声がかなりあった」と述べるにとどまり、明快な説明はできていない。

 さらに深刻なのが財源不足問題だ。首相は子ども手当について23年度から月2万6千円の満額支給を約束した。しかし、財源難のため、「基本的には満額支給できるように努力したい」という弱々しい言い方に終始。子ども手当を含むマニフェストの重点項目実現に必要な23年度の財源12兆6千億円についても「当然やるという雰囲気、思いの中で努力する」と、あいまいな答えしかできなかった。

 子ども手当と並ぶ民主党の「看板政策」である高速道路無料化も前途は険しい。マニフェストでは24年度の完全実施に向け、1兆3千億円の予算を確保すると明記した。しかし、首相は「すべてではないが、必要なところにできる努力をしたい」と、完全実施先送りを示唆した。22年度は交通量の少ない37路線だけで、国民が等しく恩恵を実感するにはほど遠い。

 もっとも、追及する側の自民党にも悩ましい事情がある。首相と小沢氏の政治資金問題を追及しても、自民党の支持率上昇につながっていないからだ。

 谷垣禎一自民党総裁は9日の党役員会で「雇用、経済問題などもしっかり主張を展開してほしいとの声がある」と述べ、政策論争にも意欲を示したが、予算に関し自民党の対案を示せないままでいる。

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2010年02月12日

<殺人時効>ひき逃げ死亡遺族からは不満の声(毎日新聞)

 法制審議会の刑事法部会で8日、殺人の公訴時効を廃止する案が決定されたことで、「時効見直し」が今国会に委ねられる公算が大きくなった。過去に発生し時効がまだ完成していない「時効未完成事件」にも適用する今回の案に対し、迫り来る時効の壁に疑問の声を上げてきた殺人事件の被害者遺族は喜びの声を上げた。一方、「10年に延長」とされた死亡ひき逃げ事件の遺族からは「殺人との時効の差に納得できない」と不満の声も聞かれた。【山本浩資】

 「殺人事件被害者遺族の会」=宙(そら)の会=代表幹事で、上智大生殺害事件(96年9月)で次女を失った小林賢二さん(63)は、事件発生から丸12年を迎えた08年9月9日、マスコミを通じて「凶悪事件の時効撤廃」を訴え、他の未解決事件の遺族に連携を呼び掛けた。09年2月、世田谷一家殺害事件の遺族らと、時効撤廃・停止を求めて宙の会を結成。会には22事件の遺族が入会し集会や署名活動などで国民に訴えてきた。

 小林さんは「民主党政権に代わり、時効見直しがどうなるか不安だったが、遺族が望む内容の案ができたことに感謝している。目前に時効が迫っている遺族もいる。今の流れを変えることなく、早期に法改正し、実施してほしい」と話した。

 「全国犯罪被害者の会」(あすの会)幹事で、千葉市の都立高校教諭強盗殺人事件(97年2月)で夫を失った内村和代さん(70)は「今日は夫の13回目の命日。やっとここまでたどり着いた」と喜んだ。これまで犯罪被害者の権利を訴える活動を続けてきたが、「時効見直しは、10年間の会の活動で被害者の気持ちを理解してくれる人が増えたからだと思う。次は国会議員に直接訴えたい」と言う。

 一方、「全国交通事故遺族の会」の中村豊さん(63)は不満だ。昨年11月、法制審の部会で「ひき逃げの時効撤廃」を訴えた。今回の案では、自動車運転過失致死の時効が5年から10年へ延長されたが、「思いが反映されていない」と残念がる。

 中村さんの母きんさん(当時81歳)は99年9月、千葉市中央区の自宅前路上で、3台の車に次々はねられ死亡した。最初にはねた車は逃走したまま、5年の時効が成立。「ぶつかった瞬間までは過失であっても、逃げる行為は故意。今も母を殺された無念は変わらない。殺人との時効の差を見直してもらいたい」と話している。

【関連ニュース】
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2010年02月11日

鳩山首相、小沢氏の監督責任「よく分からない」(産経新聞)

 鳩山由紀夫首相は4日夜、資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で元秘書らが起訴された民主党の小沢一郎幹事長の監督責任について、「どういう状況であるかまだ判然としない。ご自身が考える問題だと思うが、私はよく分からない」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

 【小沢氏不起訴】

 −−東京地検は小沢幹事長を嫌疑不十分で不起訴としたが受け止めを。幹事長の進退については党内でも意見が分かれているが、続投させる気持ちに変わりはないか

 「はい。まず、小沢幹事長の件に関しても、検察は、公正な立場からこのような判断をしたものだと。そのように受け止めています。石川(知裕衆院議員)くんをはじめ3人に関して申し上げれば、このことも同じでありまして、検察として、行政のトップとして申し上げれば、公正な判断のもとで処分がなされたものだと思います」

 「ただ、一方で、やはり、党の代表という立場から考えれば、大変、現職の国会議員が起訴されるということに関しては、国民の皆さんに申し訳ないと。遺憾に思って、おわびを申し上げなければならないことだと思います」

 「小沢幹事長のことに関して申し上げれば、これはこのような処分であるということであります。私としては、今、党の人事をうんぬんするという状況ではない。そのように考えています」

 −−起訴された石川議員の進退についてはどう考えるか

 「政治資金の問題でありますだけに、出処進退は基本的にご自身がお考えになって判断をされるべき問題だと思います。それを受けて党としてどのように判断をするかということになると思います」

 【朝青龍引退】

 −−横綱の朝青龍が今日、突然の引退表明をした。相撲以外のことで引退することについてはさまざまな意見があると思うが、どう受け止めるか

 「朝青龍関は、私も賜杯を渡した経緯もあります。このような形でね、相撲の世界から引退をされるということは、残念なことだなと。素直にそう思いますね。確かに力はおありな方だったんですからね。こういう形で引退されるというのは、それはファンにとっても辛い話じゃないかと思いますし、残念ですね」

 【小沢不起訴】

 −−小沢幹事長に関しては、不起訴理由が嫌疑不十分ということで、嫌疑が晴れたわけではないが、小沢幹事長が今後取るべき行動を含めてどう考えるか

 「うん。ですから、先ほど申し上げましたように、こういった政治資金に関して、検察から取り調べを受けて聴取を受けて、このような判断がされたということでありますからね、まさに、この問題に関しては、ご自身でお考えになる。先ほど、申し上げましたけれど、ご自身で考えられるべき話であります」

 −−説明は必要だと

 「これは、まぁ、こういう状況になったわけですから、必要だと思われたら、ご自身で記者会見などされるんじゃないでしょうか。今までも、記者会見はされていたわけですから、そのようなところで、説明をされていくものだと思います」

 −−同じ質問かもしれないが、自分の元秘書が起訴され、小沢幹事長の監督責任についてどう考えるか

 「うん。それは、どういう状況であるか、まだ判然としませんから。私からそれは、ご自身が考えていかれる問題だと思いますが、私の口からはよく分かりません」

 −−関連だが、これまで民主党の国会議員が逮捕されたときは即座に除名処分を下したこともあると思う。首相は「自身で考えることだ」とよく言うが、これまでと今回は一体、何が違うのか

 「うん。私は基本的に、今回の一連の事件というもの、どこに真実があるかという部分も含めてですけれども、やはり、その冷静に見守っていくなかで、最終的には、やはり、ご自身が判断をされるべきものだと。出処進退はと。基本的に、今までも当然のことながら、出処進退に関しては、かつてもありましたけれども、ご自身で判断をされるべきもので、ご自身で判断をされないときに、そのような処分を、党としてやるかということはあったと思いますけど、まずは、ご自身が考えるべきことだと。そのように、今までも判断してると思います」

 −−国会の答弁で、首相自身の問題については検察の処分を持って終わったと述べたが、小沢幹事長の事件も検察の処分をもって終結すると考えるか

 「そこは分かりません。私の場合には、そのように理解をしているということでありますが、まだ必ずしもそこは分かりません」

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